2018年06月02日
外環、本日16時千葉区間開通へ!残るは、大泉JCTから東名JCT間!!
本日16時に東京外環自動車道:三郷南ICと高谷JCT間15.5kmが開通し、これで千葉県区間が全線開業することになります。残りは、東京オリンピックまでの開業を目指していた大泉JCT〜東名JCT間の最も効果の高い区間ですが、どうも2020年には間に合いそうもないとの噂が広がっているというかそちらの方が現実的のようです。政治家が大きなキャンパスに絵を書いてきた時代から、細かい問題を追及して何をなすべきかを見失っているタレント化した政治家。ここは大きな投資が出来る最終ステージと捉えて、日本のインフラ整備に努めてもらいたいものです。東名JCTまで出来れば、次は第3京浜・川崎方面への接続が期待されます。
ただ川崎市は横浜市以上に道路整備に消極的ですし、対岸の世田谷区内は高級住宅街だらけなので難しそうですし。
新東名も横浜まで繋がらず海老名止まりなので、このままだと東名の海老名〜東京間がパンクしそうですね。
横浜市と川崎市だけが首都圏の環状道路網整備から取り残されてしまってる現状は本当残念ですね。
新東名海老名からは横浜西線経由で北線に結ぶ構想が有力のように思います。こちらは遅れた環状3号西側区間と並走して整備するのが望まれますね。そうすれば横浜や川崎から一気に新東名に入れるようになりますね。
高速道路は国政レベルで押しているのでかなり進捗がありますが、横浜市内の問題は一般の幹線道路ネットワークがとても貧弱なことです。事業認可されてから10年20年経過してもなにも進展がない区間が多く存在するにようにみえます。そのため横浜市内は断片状に人口集積してしまい、横浜18区のうち郊外区とよばれる環状2号外側の区は、区と区や町と町との連絡性が乏しい、しかるべき幹線道路が無い、または途切れている為に交流ができない、渋滞箇所が多い、緊急車両の速達性、医療機関や保育施設や福祉施設の全市的な平準利用が難しいといったことが課題としていわれてきたと思います。当然ながら幅員ある幹線道路が無ければ電線などのライフラインの地下埋設は困難なので電線に覆いつくされた街並みが将来にわたり永続してしまうことも懸念の一つでしょう。
緑区の幹線道路が隣接する港北NTのある都筑区や神奈川区や旭区と十分につながっていないことは、鴨居駅前東西、川和踏切前後、宮ノ下交差周辺、ららぽーと周辺、ズーラシア南北、十日市場の環状4号線の渋滞箇所からも窺い知ることができますね。林市長が達成すべき課題の大きな支柱として都市計画道路のうち幹線道路である3環状10放射線の整備率の向上が挙げられると思います。こういう社会資本整備をきちんと直視することが求められると思います。
海老名と横環を結ぶ武相幹線も構想レベルで止まってますし。
同じ首都圏主要都市のさいたま市や千葉市と比べると広域道路網との接続が悪すぎます。
東名と繋がる北西線を優先したのがせめてもの救いというか。
後々、首都圏内での都市競争で悪い方に影響しそうですね。
取り敢えずは横浜環状道路の北西線と南線が完成したら、次は西線ですね。
北線+北西線のセットと同様に、西線と武相幹線を併せて建設して新東名に繋がることを気長に待つしかなさそうですね。
とにかく、横浜市の過去10年は道路整備が停滞してきましたから、緑区一つみわたしても山下長津田線は鴨居で行き止まり、鴨居上飯田線も鴨居で行き止まり、中山北山田線も川和踏切から狭隘な現道のみ、佐江戸北山田線も山王前から鴨池大橋まで拡幅されず、どれも未開通のまま。
市民生活の骨格である地域の幹線道路の整備を怠ってしまえば、成長のポテンシャルを摘み取ってしまうようなものでしょう。都市計画道路整備は横浜市の最重要政策の一つだと思います。