2018年02月07日
いよいよグリーンライン、6両化へ。しかしながら2022年度から2024年度にかけて6割の車両が。。。。
日吉本町から日吉までが200%を超える日もあるグリーンライン。赤字と思っていらっしゃる方も多いかと思いますが、それは初期投資が遅く減価償却がままならないためで、当初予想よりも乗客数は伸びているのが現状。新羽の車両基地を作らず、ブルーラインとの共用化・地上部を走らせるための設計見直しなど中田市政の先を見ない行政からか、平成20年の開業となってしまって延伸の見通しもたっていないのが現時点の状況。とはいうものの、この春のダイヤ改正で朝に1便増発し、いよいよ重い腰をあげての6両化の検討が始まるようです。17編成中の10編成を6両化にするためのホーム延長の検討(設計)を始めるようで、完成は2024年度という気の長いお話ですが。。。。




例えば日吉駅、構造的に朝の乗客をさばき切れておらず連日大混雑。導線の改善が必要と思われます。
港北ニュータウンも人口が増え続けています。グリーンライン、ブルーラインに沿ったエリアが高い人気を誇るので乗降客数がもっと伸びるでしょう。
相鉄東急JRの相互直通線ができれば二俣川、鶴ヶ峰から旭区の縦軸の人口も増えるでしょう。いまのようにバスで鶴ヶ峰や中山に出るにも、道路が渋滞していればバスは定時運行が難しい。
まずは南に伸ばしていくこと、とくに二俣川・鶴ヶ峰方面に伸ばすことを真剣に取り組む時期にきていると思いますね。
5000億、6000億とつく子育て予算の一方、数年間で100億の投資にやっと数年間かけて目処が。。。とても環状化までは進みません。大江戸線のような5年程度で作りきるような大英断も必要なのでしょうが。。。そこは横浜、なかなか難しいでしょうね。
市民生活の基本であり骨格である社会基盤を疎かにしてしまうと、自然災害のときに移動や輸送が滞ってしまったり、駅や学校や公共施設の建物が老朽化してしまったり、さまざまな歪がでてくると思います。
グリーンライン開通で中山乗り換えで港北NTへの通勤通学の時間が短縮されたとか、港北NTから東横での通勤通学が可能になったとか、大きな整備効果を生みましたから、旭区の南北や、戸塚区から港南区や磯子区をつないで放射鉄道や公共機関を結び付けるネットワーク化は市民生活の基本だと思いますね。
鶴見や二俣川につながれば、日吉一極集中での東急での東京方面への通勤だけじゃない形態が生まれてくると思うのですが、そんな発想を中田・林市政からは感じてこれません。企業誘致と高速道路での実績アピールなんでしょうが。。。。
放射型道路も放射型鉄道も各々がフィーダーできれば平準利用や代替利用が可能になり、経済性だけでなく、大勢の市民に利用機会が拡大できるので、市内の交通網を拡大していくことは、最大の市民福祉といえるでしょう。
林市長には単純に保育・小児医療・学童保育に個別で無償化や予算を組むのではなく、規制緩和による民間事業者の参入促進や、経済や福祉を総合的に鳥瞰した先20年30年を見据えた基盤整備を行ってほしいです。
グリーンラインをしっかり延伸し、横浜駅や東京から伸びる放射鉄道が平準利用できるようになり、代替路線に迅速に乗り換えできるようになれば、市域南北東西で異なる医療機関や保育園や幼稚園の利用率も平準にしていき、限られた財源の有効活用につなげられると思います。子育てには職住隣接が必須ですから、企業の横浜市内誘致はもっと成果をあげていかないといけないと思います。
いまこそ、六大事業を打ち出した飛鳥田市長のような発想を打ち出してほしいものです。子育て・高齢化対策は横浜だけの問題ではなく、待機児童ゼロにすればほかの都市から若い世代が集まり、子育てが終われば、もっと補助や暮らしやすい東京に移っていく世代もあるようです。
けっして子育て予算を必要でないとは言いませんが、将来のん使いやすい街にするためにも、鶴見・日吉・中山・二俣川・東戸塚・上大岡・磯子方面へ結ぶグリーンラインの環状化をやってもらいたいものですが。。。。
大阪・名古屋にインフラで追いつけないばかりか、札幌や仙台・福岡にも公共機関に対する姿勢では負けてしまっています。
まずは、あざみ野から新百合ヶ丘への延伸でしょうが、その結論を出すのが平成30年度、それからの設計あと10年はその延伸で終わるのでしょう。グリーンラインは平成34年までに17編成中10編成の6両化と、なんとも歯がゆいスケジュールです。
あと、横浜市の住民サービスは各区役所が担っているので、区を跨ぐ環状鉄道網の整備とは殆ど関係がありません。
高度経済成長の1960年代と逆で少子高齢化や日本経済の縮小が懸念される現代において、横浜の都市力向上のために限られた予算を「選択と集中」させた現実的妥協が今の林市政なわけです。
大都市横浜を夢見る皆さんからすると不満は多いかもしれませんが。
都内でも郊外各区の拠点を結ぶ環状鉄道が構想されていますが、都心に向かわないことから通勤需要が見込めずかつ建設費がかかることから、未だに事業化されておらず、横の移動はバスに頼っているのが現状です。
都内ですらこの状況ですからね。横浜市に期待するのは難しいでしょうね。
鉄道整備にしても都市計画道路の整備にしても、横浜市の財政事情が悪く、やりたくてもやれないのが現状なんでしょうね。
以前は港北区に住んでいて、道の狭さと都市計画のなさ(新規建築するならこの狭い道セットバックさせろよーーー的な)に愕然としていました。
なので、横浜市の一般道路の状況の悪さはとても認識しております。
が、子育て予算もないがしろにはできないんですよね。横浜市に限ったことではないですが、子育てしやすい状況を作らないと、少子化問題はますます深刻に…未来の納税者(次世代)がいないことには、交通網の改善の原資が集まりませんから。
私自身も2人の子育て中、どうか横浜市に愛着を持つ子供に育てたいと考えております。。
もっとも首都圏の場合、都心に行かれてしまうと申し訳ないのですが…
子育て政策の大切さも伝えたく、思わずコメントしてしまいました。
対災力という言葉があるとおり、災害発生時に経済を維持し、平時でも育児環境や高齢者のバリアフリー化には最低限の幹線道による地域と地域のつながりが求められます。
横浜はこの最低限の水準さえ至っていないのが現状ではないでしょうか。
横浜市郊外区に散在する公共施設、総合病院、先端医療機関、特別支援学校、高齢者支援施設、研究所、企業の事業所、ロジスティック機関、保育園、幼稚園、高校、大学が結ばれ、バスに依存した郊外地域が、輸送能力のある幹線道路や環状鉄道で結ばれることで、大きな経済効果と市民福祉の向上につながると思いますね。
そういう都会的な生き方はかっこいいですね。
納税者負担しか財源がなく、しかも横浜市のように、ふるさと納税で、財源基盤が乏しい大都市圏では、自治体にすべてを委ね依存するのは、限界があるでしょう。
昼間に就労したり、夜間に就労したりとライフスタイルも多様ですから、さまざまなニーズを満たせるように、株式会社や民間事業の参入障壁を緩和し、民間主導による育児産業が発達するような、環境整備が求められますね。
東京都心は世界トップクラスの再開発ラッシュです。武蔵小杉も再開発で多くの若者を惹きつけました。若い人にとって時代のトレンドをいく街並みはステータスシンボルです。保育園があろうが無かろうが若い人は移り住んできます。
横浜市郊外各区の人気が低下した理由の一つに、都市としての魅力が低下したことがあるようです。幹線道路は途切れ、歩道が無い道路が入り組み、電線は剥き出し、街路樹は廃れて雑草ばかりの状態では魅力が生まれません。
変わって、いま戸塚駅周辺は再開発や幹線道路の整備がすすみ、西口も東口も整然とした美しい街区になったため、人気エリアの一つになりました。二俣川も俄然注目されはじめています。
地方にいくと、あまりの静寂と寂しさに驚く人も多いようですが、必要な投資をしっかりしていかないと、横浜でさえ、少子高齢化の荒波をあっという間に被る時代になりつつあります。
その証左に、両方に利便性が高い東横線や京浜東北線の沿線は人口が増加していますね。
実は横浜より遠方の藤沢や相模原は住宅価格が安いせいか横浜よりも転入超過人口が多いです。
両市は中学校の給食制度や医療無償化が横浜市より充実してるので、横浜から子育て世代が流入してるのかもしれません。
近年、横浜市が子育て支援に躍起になる理由がここにあるわけです。
2000年代以降道路建設や都市開発が停滞してる原因は、90年代までの開発路線で財政赤字が膨らみ緊縮財政に転じたからです。
もし、当時のペースで開発を続けていたら今頃財政破綻は免れなかったでしょうね。
高齢化で社会保障費の割合が増大したため90年代よりも財政は硬直化してるので、今ここで市債を大量に発行して開発路線に回帰したら即財政破綻してしまうわけです。
色々歯がゆいお気持ちは十分察しますが、これが横浜市が置かれた苦しい現状ということです。
29年度の一般皆生で見れば、その32%5259億円が子育て・教育予算、27.5%の4531億円が福祉・保健・医療関係、道路・住宅街作りがわずか10.4%の1459億円。高粘度負担の大きい子育て・福祉の予算は今後も財政を悪化させていくのが明瞭です。地下鉄・バス等の事業には、わずか1.2&の196億円です。一般会計予算1兆6459億円の62%あまりが人件費・扶助費・公債費に使われ、行政運営費15.0%より低い11.6%が施設等整備費に使われているのが現状です。
政令指定都市の中でも最下位レベルの道路整備率。かつて下水道整備率も同様なレベルにありその際も100%に近づけるために道路整備は置き去りにされてきました。まあ、林市政に期待しても生がありませんが。。。なんとかしてほしいものです。
若い世代が保育で居住地を探すのであれば、神奈川県の横須賀市、三浦市、鎌倉市、逗子市、藤沢市、相模原市などは素晴らしいエリアですからもっと人口増加があってもいいですね。なぜ少子高齢化や人口減少や停滞が言われるのでしょう。
横浜市でさえ5000億、6000億とつく子育て予算を振り返る一方、子供の数は減る一方なのに、保活競争がどんどん進む東京都をみていると、制度改革と民間移管はまったなしでしょう。いまニュースでは保育園に入れなかった通知をもって会社に育児休業延長や、さらに育児休業給付もあることがニュースにでていましたが、納税者がみんなで支える時代になったのかもしれません。
0歳児から保育園に預けて働きにでることもかっこいいですから。
結局、有史以来稀に見るバラマキとも揶揄されもしますが、自治体では制度改革や財源に限りがある以上、民間事業者がもっと参入しやすくすると様々な子育てスタイルが可能になりますね。
ふるさと納税だけして子育てを終えたら他の都市にとっとと引っ越すようなケースも少なくなるといいかと思います。
街路灯が少なければ安全な夜道にできないし、歩道がなければ、大事な子供たちやお年寄りの安全も守れませんね。企業がなければ、保育園に預けようにも働く先がありません。鉄道がなければ、自由に病院や図書館にいくことさえできません。
こういう、社会人として当たり前の常識を鳥瞰できることが、ほんらい大事ですね。
経済と福祉と財源のバランス、停滞させない行政トップの決断力といったものはつねに求められるものですね。
一つ付け加えると、教育予算は公立学校の教職員の人件費が含まれてるため額が大きいというのはありますね。
そもそも保育園整備や広域の道路整備、医療の無償化は、本来なら基礎自治体で負担すべき事業ではないのでしょうね。東京からの大量の人口流入で、都市の実力以上に急速に無秩序な人口増加や市街化が進行したことが横浜市の悲劇なのかもしれません。
横浜市もこのペースだと今年か来年には人口減少自治体に転落しそうですね。去年は北部でも青葉区と都筑区が転出超過に転じました。北部育ちの子世代が都心に流出し、残るは高齢化した親世代だけというケースも多いようですね。
川崎は兎も角、藤沢や相模原よりも横浜の郊外が先に人口減少、即ち衰退に転じるのは信じたくないでしょうが、これが現実です。
横浜の場合、いちばん市民の不満足度が高いのが、昔も今も道路でしょう。社会党時代の飛鳥田市政期も、6大事業をたちあげましたが、学校建設に追われて基本設計が全く同じ校舎が立ち並び今も日本の小中高校の原形のような建物がその重たる象徴ですが、当時は増え続ける児童のための小中高校建設に追われた結果、2000年代からどんどん統廃合が進んでいます。当時は道路整備は凍結状態が多くて、やっと進歩があったのは高秀市長時代後半の1990年代半ば以降ですかね。
それでも環状3号線は南と北しかできてなくて、西側がそっくり未整備ですから、全然環状じゃない。横浜市が北と南で新旧住民に大別できると言われる由縁になるほど、市域の一体感が無い。これを林市政は無視してしまうと、横浜市域のもつ潜在力が発揮できないまま、市域は分断されたままになります。骨格となる幹線道路は、市民の家庭生活の扶助たる子育てのベースにもなる骨格分野であって、これを疎かにすれば都市力はほんとうに落としかねませんから、せっかくある法制度や条例も活用しながら着実に成果を出さねばいけない時期にきていると思います。
相模原市は広域市町村合併で市域が大きいですね。2/3を丹沢山系からなり相模湖や津久井湖周辺は豊かな自然を残しています。数年前はツキノワグマの生息も確認され、シカやイノシシといった野生動物に出合える希少な自然が残されています。国道16号の渋滞がよく話題になりますが、圏央道が首都高湾岸線につながれば改善さえることが期待されますね。
これからどうなることか。。。
結局、道路の整備状況よりも経済性や利便性で住む街が選ばれてるってことでしょうかね〜
下手に子育て支援で人口を増やすよりも、郊外人口が少し減った方が、一時的には高齢化で混乱しそうですが、長期的には渋滞や待機児童問題が解決して却って住みやすくなるかもしれませんな。
港北ニュータウンが出来た頃、センター南や仲町台のマンションから霧が丘団地付近にあるマドカ幼稚園やアスカ幼稚園に通わせた経験からどの時代も幼稚園や保育園への入園は苦労するものです。今は、ゼロ歳児から入園させるべく働く女性が多くなってきたのでしょう。しかしながら、少子化時代、待機児童ゼロにしても子育て世代はどんどん集まり、いたちごっこ、成人に近くなれば、東京へ住むというパターンでは、横浜の予算はいくらあっても足らないかと。。。
道路についてのご意見もありがとうございます。現在、ホームページも準備中ですので、そちらでのご意見もお待ちしています。
横浜を愛する気持ちは、変わらないからこそ道路整備や交通空白世帯の解消を望んでいるのです。子育てとみなとみらい・高速道路(これも遅れた入るのですが)だけでは、人口減少に向かいつつある横浜の将来は暗くなってしまうのではと心配しています。