2010年10月10日

仙台の地下鉄東西線は、リニアで平成27年度完成を目指して建設中

杜の都「仙台」ここでは、2本目の地下鉄「東西線」が横浜と同じリニアモーター方式で建設中です。東北大学や八木山動物園を起点に仙台の中心部を通って、工業団地方面へ向かう南北線に直交するような形の地下鉄です。
<仙台 東西線>
 区間:動物公園駅〜荒井駅
 完成:平成27年度
 距離:13.9km
 方式:リニアモーター方式
 予算:2735億円
人口規模が、横浜の1/3程度の都市で横浜同様、2本目の地下鉄を建設中という点で、インフラ整備においても横浜が遅れているのは明らかです。都心部はそれなりになり、私鉄が発達している点を加味しても横浜郊外部の交通が遅れていることは否めません。

http://www.city.sendai.jp/toshi/touzaisenchousei/nandemo/seibikeikaku.html

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posted by kawawadai at 07:57| 神奈川 ☔| Comment(12) | TrackBack(0) | 港北ニュータウン事業全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
仙台市は国への陳情を懸命にやりましたし、国も国庫補助事業として予算配分してますね。横浜市民の納税のいくらかが、仙台の地下鉄建設に使われているってことですね。

横浜市は仙台の数倍の人規模をもつのに、その交通網の整備密度は、ほかの都市と比較してもぜんぜん遅れてしまいました。しかもほかの都市は仙台とおなじように懸命に国から助成をもらおうと必至になってます。

公共事業はNO、無駄もNO、コンクリートから人へなんて言っている間に、自分の家はどんどん老朽劣化して、自分の家の改修費として積み立ててきたもので、他人の家がリフォームされるようなもんですね。

横浜市も当初計画をしっかり進めることで都市計画の効果が開花するのですから、日吉⇔鶴見の整備、中山⇔二俣川⇔東戸塚⇔上大岡⇔根岸といった整備をしっかり訴えて、国庫補助事業とし事業認可をうけるような政治力をもってほしいものですね。
Posted by at 2010年10月10日 12:09
このままでは、都市交通に関して、東京はもちろん、大阪・名古屋も言うに及ばず、福岡・札幌・仙台の後塵をはいする横浜市となっていきそうです。なんとか希望を持ちたい政策を期待したいものです。
Posted by kawawadai at 2010年10月11日 05:27
同感です。
大阪、名古屋には完全に負けてますよね。交通網だけでなく都市としても。
福岡にも負けてると思いました。すごい福岡って思いますもん。
横浜はただ人口が多いだけ・・・・・そんな感じですよね。栄えてるのはみなとみらいや関内周辺とかだけ。
まあ隣に東京があるから、どうしようもないんですけどね。
横浜が栄えなくたって、東京があるから。
それが最大の障害ではないでしょうか
Posted by くま at 2010年10月11日 19:20
横浜も、大阪に対する神戸・京都のような立場を東京に対して取れれば、独自の文化・独自の交通網を考えるきっかけになるのでしょうが、いつまでも横浜都民と考える人が多いようでは。。。でも、横浜に住んでいることを誇りに思っている人は多く、横浜北部が便利になることに異を唱える人は皆無に近いと思うのですが。。。
Posted by kawawadai at 2010年10月11日 21:20
横浜のばあい、なんというか、、東京や大阪と比較できるほどの都市基盤が整っていませんから。。。東京の道路は片側5車線で横浜は一車線とかっていうレベル以前の問題として、道路が繋がっていませんから。

港北ニュータウンから緑区の基幹道である山下長津田線までつなぐ予定の中山北山田線が途中でぷっつり途切れていれば、これはもう道路としての機能が果たせないわけですね。とうぜん地域の一体化や災害時の輸送経路といった部分で難がでてきて然りかと存じます。

その山下長津田線でさえ、三枚町交差から鴨居までが途切れてますから、その結果が鴨居駅前の渋滞としてあるわけでしょうし。。。

まずは、途切れ途切れの都市計画道をしっかり結んで、ネットワークとして機能させることが、土俵にあがる条件かと存じます。
Posted by at 2010年10月12日 02:17
ほんと、道路の繋がりという点では、東京・名古屋・大阪の足下にも及びませんね。そんな中、H市長は、コンクリートから人へ(少し古くなったキャッチフレーズですが)をそのままに、道路整備には無頓着。何をやりたいのかわからない総理大臣同様、横浜の行政主導には疑問符が残るばかりです。
Posted by kawawadai at 2010年10月12日 23:19
仙台の東西線は国家国民をだまして作られている
地下鉄です。

大赤字を隠して進む仙台地下鉄東西線
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/ABA26430/
現在の日本では、公共事業の名の下に大規模な開発がおこなわれ、親しんだ風景が失れていく。また、公共事業がきっかけで負債を抱える自治体も少なくない。本書では、行政が推し進める地下鉄東西線建設計画が赤字必至のプロジェクトであること、市民の文化遺産である青葉通りのケヤキを伐採する必要などなかったことを明らかにする。

Posted by at 2010年10月15日 06:20
公共事業、特に鉄道事業に対して建設費までを利用者負担にして償還しようとすると地下鉄事業は当然赤字になります。保健医療事業が税金負担のもとに堂々と赤字補填されているのに対して、それほどの反発が無い一方、将来の都市基盤の核となる交通機関に対してもう少し暖かい目を向けてくれるようなジャーナリストが育ってくれればと思います。育児・子育てばかりでは、横浜の将来に何が残るのでしょうか。。。
Posted by kawawadai at 2010年10月16日 11:21
たしかに保険事業は多くの健保が赤字会計であるとかいわれますね。医療費や医薬品の価格がほんとうに適正なのか一般人にはわからないだけに不明瞭な部分がありますね。

最近の子育て政策への予算の傾斜配分もじっさいに子供達のなにに役立っているのか?実際にはその業界のなかで既得権をもつ人達に旨みがあるだけではないのか。。等々、よくよくその内訳や効果を自分の目で確認することが大事ですね。

経済がどんどん弱まっています。10年前に比べてどうだったか?20年前はもっと店も活気もあったのでは?30年前は商店街がまだ残っていた地域もあったはず? 

いつまでたっても道路の一本も完成できず、車と人は急増し、高齢化でリニューアル意欲が薄れた商店街はどんどん疲弊しシャッター街化していく、地下鉄も少し伸ばせば農道や堰堤建設の数百倍の経済効果があるともいわれるのに決意が持てない、計画道路は用地収用がうまくいかなければ数十年放置しておく。。。

いま今日も地方農村は博物館、公民館、農道整備、堰堤や河川敷整備など公共事業が盛んです。不要なところがたくさん予算がつき、誰も使わない農道だらけになる。しかし368万人もいる横浜の都市計画道路はぜんぜん進捗が無い、、といったチグハグ経営なのがいまの日本。

横浜がもっと経済政策への自覚と成長戦略の実行力を高めることが必要です。多少雑音が聞こえても怯まない政策発信力も求められますね。誰も責任をもちたくないという消極姿勢が日本を覆い尽くしていますが、真の変化をしないと本当に社会が疲弊していきますね。
Posted by なるほど at 2010年10月17日 00:40
横浜マリノスもいま一歩、横浜FCは低迷したまま。横浜ベイスターズに至っては最下位が定位置で、身売りさわぎまで起こる始末。せめて、経済や都市基盤だけでもと思うのですが、東京の弟分にもなれず、大阪・名古屋のはるか背中を眺めるような状況。どこかで打破してほしいものですが。APECも起爆剤になるような盛り上がりも感じられず、何事もなかったかのように終わるような気がします。
Posted by kawawadai at 2010年10月18日 22:30
一般的な都市論として、都市の衰退していく過程として共通しているのが、リーダーシップに強い意志意欲や結果を残す欲がない。一見正道ながら発揚機運に乏しく声の大きい他都市に経営資源(予算)をもっていかれる。国や県との協業による大きなプロジェクト開催が少なくなる、などがあるのですかね。企業流出や都市基盤整備の遅れが顕著になるとあきらかに経済施策や長期戦略になにか不足があるのでしょう。

都市経営がうまくいかないと、もともと体力の無い個人商店や商店街から疲弊していき、高齢化がすすむ商業地は再開発意欲も乏しくさらに疲弊に追い打ちをかける。道路整備も意欲が薄れ、鉄道整備にも熱が入らない。都市の元気がなくなれば、敏感に感じ取る地元のプロチームも元気がなくなる。それを敏感に感じ取る外部の民間企業がチームを買収し地方に移転させる。地元はますます地盤沈下してしまう。

そうならないよう、全国比ではまだまだ元気な横浜に期待したいものです。
Posted by at 2010年10月21日 02:05
まだまだ魅力一杯で、人気のある全国ブランド横浜。都市基盤整備の充実で更なる魅力アップを図ってもらいたいものです。
Posted by kawawadai at 2010年10月21日 06:04
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